植物Q&Aシステム

モミジ

モミジ

科名:
カエデ科

この植物に関する質問

育て方

管理一般、分類法について、モミジ関係の書籍の紹介
1月中旬 受付
○カエデに関する書籍
・NHK趣味の園芸12か月③ モミジ NHK出版 妻鹿加年雄 著 … カエデの通年の管理方法が細かく載っています。
・カエデの本 日本槭刊行会 矢野正善 著 … カエデの野生種や園芸品種などが写真と共に載っています。
・山渓ハンディ図鑑4 木に咲く花 離弁花② … カエデの見分け方など写真と共に詳しく載っています。
・日本の野生植物 木本Ⅱ 平凡社 … カエデの分類の仕方や特徴などが詳しく載っています。
○カエデの管理
 播種や種取、接木、挿し木の手法など上述した書籍よりの転写ですが、まとめておきました。
大きくなり屋根につっかえるので剪定したいがどうか?
4月上旬 受付
大枝の切除をすると切り口から枯れやすい樹種なので切り口には保護剤を塗布すること。モミジは樹液の移動が早いので時期は2月初め頃までに済ませること。小枝は(鉛筆~指くらい)鋏で切るより、折とった方が無難です。
モミジのアブラムシ駆除法。
4月中旬 受付
いろいろな薬剤がありますが、手軽なのは粒状の殺虫剤を根元にまくか、朝露がある時や雨で葉が濡れた後に葉上から撒くのがよいでしょう。
植えてから18年ほど経た木だが、昨年あたりから葉が枯れ始め、紅葉の時期の前に色が付いて落ちる。ベンレートを播いたが効果は無かった。
4月中旬 受付
カミキリムシによる被害なので、食い込んだ跡を見つけそこから駆除対策(殺虫剤噴射、傷の部分への塗布etc)をとる。木の内部へ食い込んで、その糞が出ているような場合はかなり内部へ入っているので難しい事が多い。成虫が飛来して樹皮の表面に産卵する時期は夏季なので、その季節に良く観察することが大切。
幹直径50㎝ 虫で穴(相当大きい)。片側が枯れてしまっている。穴はどうしたら良いか。
4月下旬 受付
・綿(殺虫剤を染み込ませた)を穴に詰め、(入口だけ間隔あいててよい)コーティング剤でふさぐ。
・木の周りの草はなるべく刈る。(モミジなどは入りやすい)
枝枯れが進み、枯れる。
5月上旬 受付
カミキリムシ類の被害。6~8月に親虫が飛来産卵、孵化後幹に喰い入って害を与える。産卵跡を見つけてつぶす。食い込んだ穴を見つけたら殺虫剤を注入。幹に衝撃を与えて枝に止まっているムシを落として殺す。
長年植えてあるが、3本のうち2本の枝が枯れた。考えられる原因、切り落とした後の処理を知りたい。(穴などは見られない)
5月中旬 受付
最も疑わしい原因は、カミキリムシの幼虫の食害跡が元になったと考えられる。モミジは被害を受けやすい樹種なので、普段から地上1m以下くらいの位置に樹皮に傷がないかよく観察していることが大切。枯死した部分は生きている部分まで戻って切り取るが、どうしても枯れ込みが進行しやすいので、切り口の滑らかさ、清潔さを確保するよう心掛ける。
幹に虫が付いて1㎝幅に環状に皮がはがれた。このまま放っておいてもよいか。
5月中旬 受付
カミキリムシの幼虫による被害で、モミジの枝枯れ、枯死の大きな原因。殺虫の後、その部分をきれいにし、癒合剤などで塗って保護すると良い。環状にぐるっとやられてしまった場合は枯死も当然になる。
新芽が遅くコナカイガラがついているようだ。
6月上旬 受付
植えて、数年との事なので弱ったところに虫がついたのでは、冬期防除を。
野村モミジの葉が秋になってもきれいに紅葉しない。
8月中旬 受付
栄養が良すぎた場合に起こりやすいので施肥を控える。
幹から虫の糞が出ている。どうしたら駆除できるか。
8月下旬 受付
殺虫剤の噴射ノズルを差し込んで噴霧する。あるいは殺虫剤を脱脂綿に浸みこませて穴に押し込んで、穴の口をガムの紙くず等でふさぐ。
小さい球状のものが枝に付いているが(先月業者から害虫駆除をしてもらっている)、何か。
9月中旬 受付
イラガのマユ。先月殺虫剤をまいてもらったというが、その時のまきムラで生き残ったものかその前に孵化したものと思われる。対策は鋏やラジオペンチなどでつぶすこと。来年は6~7月に駆除剤を丁寧にまくこと。
テッポウムシの被害と思われるが防除法はどうすればよいか。
10月上旬 受付
殺虫剤などについて、県の防除指針に基づいて説明。
紅葉が思わしくない。どうしてか。
11月中旬 受付
温度が高い場所に植えられているのはではないか。温度差が大切。
枝に異常が見られたが病気か?
11月中旬 受付
分からないので調査の上後日連絡します。
植えて70年くらいになる(?)株の大枝が枯れ始め、次々に株の片側が枯れてしまったが原因は?
11月下旬 受付
考えられる物と対策
①胴枯病…殺菌剤散布
②テッポウムシ…殺虫剤
③腐朽菌病(キノコが出るようならこれ)…適切な防除法なし
テッポウムシの防除について(予防法は無いのか)。
12月下旬 受付
産卵期(6~7月頃)に地面から1.5mくらいまでを重点的に喰み傷がないか観察し、もし発見したらその中に産卵してある(又は孵化)ので押しつぶしてしまうことを丹念に行うと良い。
すでに喰い入ってしまい、ノコクズ状のものが出ている時はそれをなるべく除去してから殺虫剤を噴霧注射しておくようにする。
他に成虫は見つけ次第捕殺する。