植物Q&Aシステム

クンシラン

クンシラン

科名:
ヒガンバナ科

この植物に関する質問

育て方

大株に育って鉢の移動も一人ではやりにくいので株を分けてやったほうがよいか。そのまま大株で眺めた方が良いか迷っている。
2月中旬 受付
大株でたくさん花茎が伸びたものの見事さは大変魅力的なのでそのまま植え替えてみたらどうか。植え替えする時は少し水を控えておき、鉢から抜いたら古土と傷んでいる古根を取り除き、同じ大きさの鉢に植えれば毎回大きな鉢になって大変、ということはない。赤玉土の中粒単用か少々腐葉土を混ぜた用土で植えるが、土が根の間に十分入るように菜箸のような棒を根の間に差し込んで振動を与えて隅々まで土が入るようにする。この作業で株が浮き上がるような感じがするので、最初株の位置を決める時は少し深い位置に置くと良い。
大株をもらったが花が咲かない。なぜか。
3月下旬 受付
クンシランは葉の数が17~18枚を越すようになると花を付け、それ以降は葉を5枚ほど付けては花を付けることを繰り返していくので、一定の株の大きさができた後には毎年花を付けるようになる。大株になっているとの事だが、昨年までの育て方が何らかの影響があると思われる。秋冷に会わせないと花芽の健全な発達が行われないので、この点には注意する。
これからの管理に付いて
4月中旬 受付
4月下旬~5月上旬(霜の心配が無くなる頃)通風良く西日の当らない日陰。
3年くらい前に株分けし、6~7号鉢で葉が12~13枚。葉色が黄ばみ縦のスジが入った。花が咲かない。
4月下旬 受付
軽度の葉やけによる黄化。スジは展葉時の障害かと思われるが良く分からない。花が咲かないのは、まだ葉数が不足のため。
≪今後の対応≫日焼けの恐れがある季節には50%以上の遮光。6号くらいの鉢なら大粒の油粕玉肥5コくらいを一ヶ月ごとに与えしっかり株を育てる。
根が鉢の外へあふれ出ているので、植え替えたいが鉢の中の下根は切ってよいか。
5月上旬 受付
地表に根が出ていても問題は無いが、植え替えの際に古根を整理して切除しても良い。
花後の管理
5月中旬 受付
採種する必要が無かったら花房の付け根から摘み取り、これから晩秋までは木漏れ日下くらいの戸外で育てる。1ケ月おきに油かすの追肥をする。
4月に戸外へ鉢を出したら、葉が黄変してきた。ここ2~3年、葉は元気だが花が付かない。
5月中旬 受付
日焼けによる障害。木漏れ日程度の所が良い。春に戸外へ出す日は曇天を選び急に強い日に当てない。
植え替え時期と用土及び置場
5月中旬 受付
時期は5~6月。赤玉土と腐葉土を3:1くらいに混和。土にマグァンプ等混和しておく。様子をみて油かす。木漏れ日が当たるくらいの所が良い。
株分けはいつ行ったらよいか。
5月下旬 受付
時期は今月末~6月がよい。株分けをして根がない株ができるようなら分けるのは止めた方が無難。
花後の手入れ方法。
6月中旬 受付
採種の予定が無ければ、花茎は切除しても良いが、特に観賞する時期でもないので枯れるまで放置しておいてよい。植え替えが必要ならこの時期行う。今後は雨が当たる戸外で半日陰の場所に置き、一ヶ月に一回くらいの割合で油粕の玉肥を施す。水は土が乾いたらたっぷり与える様にする。
何病か(現物持参)。
8月上旬 受付
軟腐病。罹病株は抜き取りきれいに洗う。その後植え替える。洗浄は水道水で洗った後、殺菌剤に浸漬。土壌にも灌注する。
植え替えはいつ頃がよいか。
9月上旬 受付
5月末~6月初め頃が良いでしょう。
葉が黄化(下葉から)するのはどうしてか。
9月下旬 受付
古葉(下)から黄化するのは自然の老化なので特に心配はいらない。取り除いてもよい。心葉から黄化するなら日焼けなどを疑ってよい。
秋になって葉先が日焼けしたようになる。(7鉢全部)9割日陰で朝、昼場所を替え、水は乾かない程度、5月に植え替えた。
11月上旬 受付
同時ではなく一つの個体から周囲に広がる。古い葉(症状の出た)に黒い菌核が見られる。病名は不明だが対処法として、傷んでいる所を切り取り、切り口に殺菌剤を塗る。これで止まるようなら病気の可能性。(葉先に症状が出るのは根が傷んでいることが多い。しかし今回植え替え5月となると植替えが原因と考えにくい。)
葉先が傷むがどうしたらよいか。
11月中旬 受付
夏はツバキ等の常緑樹の下程度の日陰で育てるのが良い。