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アサガオ

アサガオ

科名:
ヒルガオ科

この植物に関する質問

基本情報

①何科か。属は?②リュウキュウアサガオも同じか。
8月上旬 受付
①ヒルガオ科。イポメア属に入るものと(ソライロアサガオ・モミジヒルガオ等)、アサガオ属の種類(アサガオ、マルバアサガオ等)がある。②イポメア属に入る。
つるが左巻き。蕾が開く向きが全て同じ。
8月上旬 受付
≪アサガオの回旋運動≫先端の首振り(一定で左回り)で周囲を探り、何かに当たったら巻きつく。(左へ曲がる)なぜ接触したら曲がるのかは不明な点が多い。外側の成長が早い。
○ヒルガオ科…左回り ○マメ科…クズ(左)、フジ(右)、スイカズラ…右回り ※同じ種でも両方があるものもある。(ヤマノイモ、ヘチマ)
≪咲く時間≫午前3~4時ころ(夏の終わり)蕾は、昼間太陽の光を十分浴びた後暗くなって10時間経つ頃に開く。→日が短くなると朝早くなる。 ※気温、光により時刻は少しづつ変化する。
①朝、何時頃から咲くか。
②日中もずっと咲き続けている種類もあるか。
8月上旬 受付
①夏の朝は4時頃には咲き始めます。
②西洋種は日中も開いている種類もありますが、陽光が強く高温の時よりも、涼しくなってからは午前中だけしか開いていない種類も開いている時間が長くなりますし、西洋種は一層その傾向が強まります。
①宿根性の種類(ケープタウンブルー(リュウキュウアサガオ))が咲かないことがあるのはどうしてか。
②サツマイモにアサガオの花が咲いているのを昨年見たが、サツマイモとアサガオの花は同じか。
8月上旬 受付
①徒長したつるが沢山出るので、それを分けるが、親に付けたままのつるは途中から発根する。発根すると根の力が増して栄養生長が促されるのをみても、株の栄養状態によるものと思われる。根の活動を抑え気味にして合わせてC/N率を高める肥料の与え方を試みて欲しい。
②さつまいもにアサガオを接木したもの。同じ仲間なので接木が出来る。
住宅庭園内に植えてあるアサガオの花は丸くなく少し角張ったものや葉の形もハート形以外さまざまあるが普通のアサガオか。
8月下旬 受付
アサガオの花型、葉型は種々ある。これ等は全て普通のアサガオでタネで増やす。入口付近(住宅の壁面)にあるのは宿根性の種類で、モミジバアサガオで寒さに弱く、この辺では冬越し出来ない種類。
変化アサガオノ出物系と呼ばれる物の形質の発現について
9月上旬 受付
別な例だが、「タネナシスイカのタネ」を採る親のような(原種は異なるが)組み合わせをみつけ、そこから採れた種子を播き、子葉の形質等を元に選別して、その中から目的の形質を有する個体を得て行く…というような理解が当てはまると思われる。
先月末くらいに珍しい花が咲いた。落ちた種から発芽か。(毎年このくらいの時期まで咲くとのこと。)
11月中旬 受付
葉の様子からもマルバアサガオ(pharbitis purpurea)の系統。(普通のアサガオ(pharbitis nie)とも交配する。)開花期は長い。品種が多いが、こぼれ種でも出る。種(蒴果)は下垂する。
ヘブンリーブルー。夏に来園した際に園内で花が咲いていたが一般的なヘブンリーブルーとは違う品種なのか?
12月下旬 受付
ヘブンリーブルーは一般に晩咲きの品種ですが、開花期は栄養条件によっても多少変わり、少し肥料不足気味(C/N率が高い状態)では開花・結実が早まります。逆にN肥料が十分効いた状態(C/N率が低い)では栄養生長が盛んになり開花は遅れます。
上記のような理由によるもので異なる品種のものではありません。従って採種をしたい株は少し肥料を抑え気味に育てると種子は採れやすくなります。

育て方

播種時期はいつ頃が良いか。
3月中旬 受付
4月下旬~5月上旬くらいに播種すれば大丈夫。
種子が沢山あるので、戸外でカーテンのように仕立てたい。いつ頃種を播いたら良いか。
4月中旬 受付
5月に入ってからで良い。割合に温度を好むので早播きにしても結果は良くない。ぬるま湯に一晩浸してからまくと良いが一晩浸しても膨張しないものは種皮に紙やすりなどで傷を付けてまくとよい。
ヘブンリーブルーの仕立て方
5月下旬 受付
放任しておけばよい。
ヘブンリーブルーの育て方の要点を聞きたい。
6月中旬 受付
大型になる品種で開花期は遅いので、つるの伸長期間が長いことから肥料不足にならないよう遅効性の化成肥料を混ぜて植えると良い。肥料が不足すると下葉から枯れ上がりやすい。仕立て方は特別な物はないが、7~8葉で摘心をして芽数を多くしても良い。
下葉が枯れてくるが原因は?
6月下旬 受付
同上の対応の他、過乾燥、肥料切れに注意する。アブラムシにも注意。
上手なツルの誘引の仕方を教えてください。
7月上旬 受付
こまめに誘引してください。針金を使って、らせん状のしかけを作ると、理想に近い状態に出来ます。(図で説明)
ヘブンリーブルーの花が開ききらずに萎んでしまう。どうしたらきれいに咲かせられるか。
7月上旬 受付
一般的な水分不足によるものも原因と推察されるが、はっきりしない。後日明確な原因、対策が分かったら連絡する。
(7/19 このような現象がみられる事例を集めると、高温乾燥期に集中していることからやはり吸水障害によるものかと思われるので、その恐れがある季節には乾燥に注意することが大切。)
葉に紫褐色の斑点が出たが病気か。
7月中旬 受付
病気による物とは異なるように思われる斑点で、特殊な養分欠乏などの生理的な原因によるものであろうかと思われます。ハイポネックスのような微量要素要素をも含む液肥を薄めて与えてみてください。
アサガオを10本くらい育てているが、そのうち数本の上の方の葉が丸まる(巻き上がる)。徐々に上から下に広がっている。
7月下旬 受付
アブラムシ類の可能性が高いので、アブラムシ用の防除をしてみる。それでも変わらないようであれば、ダニ(ホコリダニ)かもしれないので殺ダニ剤を散布。→「発生初期に市販の殺虫剤(スプレー)をかけたのだが…」→スプレーではムラがあり葉裏や茎にかかっていない可能性があるため、噴霧器でまんべんなく、アブラムシ用の防除をもう一度やってみる。それでも効かない場合は殺ダニ剤を。
新聞でサツマイモに接ぐ話があったが、今の季節にそういうことが出来るか。
7月下旬 受付
温度があることが大切なので、勿論できる。イモの首の部分を切ってV字型に切れ込みを入れて、そこへ接穂のアサガオを差し込んでとめれば良い。
つるはよく伸びているが、花が咲かないがどうしてか。10日毎に液肥を与えている。
8月上旬 受付
今年の日照不足という条件に、栄養生長をするための肥料が十分あることなどが重なって、花付きが遅れていると思われるが、もう少し時間が経てば必ず着蕾するので心配はいらない。
育てている苗が大きくなったのに花がつかない。どうしてか。
8月上旬 受付
品種によっては晩咲きのものがある。(ヘブンリーブルー、フライングソーサー etc.)栄養条件によっても富栄養の場合は遅れ気味になるし基本的には短日植物なので日長環境によっても少し変るが、結論的にツルだけ伸びて咲かない、ということはない。
ヘブンリーブルーの苗を買って植えたが、昨年と違い咲いた花がすぐ枯れる。どうしてか。
8月上旬 受付
終日咲きのように思われるが、真夏の暑い時期は普通のアサガオのように日中は枯れる性質は基本的に有している。まだこの季節には日中の高温が作用してすぐにしおれるのではないか。(昨年はそんなことが無かった。という話をされたので、場合によっては種が良いものではなかった。ということがあるかもしれない旨、話した。
育てているアサガオの花が白花を咲かせていた株から紫色の花が咲くようになった。なぜか。
8月中旬 受付
一株のアサガオから別の色の花が咲くのは珍しくは無く、遺伝子の関係で変化する。
これから種子をまいて、咲くか?
8月中旬 受付
小さい株にしかならないが、花は咲く。なるべく急ぐとよい。
学校で育てている鉢を夏休みに家で管理している。種子を取って次の1年生に渡すということになっているが、花が咲いた後、苞が黄化して落ちるがどうしてか。種子は採れるか。
8月中旬 受付
温度、栄養などの条件の他、品種や系統によって夏の高温期にはよくこのような現象が起きることがある。もう少し涼しくなると結実するので心配いらない。
①ヘブンリーブルーの花が付かない。②ケープタウンブルーのツルの伸びが止まった。
8月中旬 受付
①もともと晩生の品種だが、何らか他の条件も加わって、遅くなっていると思われるのでもう少し待ってみる。
②栄養が不足してきたことによるかと思われる。
大輪咲きを育てているが、次の点について聞きたい。
①水管理と施肥との関係
②用土と他の条件との関係
8月下旬 受付
①原則的には用土が乾いてからたっぷり与えます。肥料を水肥として与える時は乾いている時には薄めのものをあたえることが大切。
②保水力の大きい赤玉土のようなものを主体にした時は乾くまで時間がかかるので一日に一回などというやり方にはこだわらないことが大切。逆も同じような事が言えると同時に保水力の小さい土は一般的に肥料分も流出しやすいので注意が要ります。
ヘブンリーブルーの花が付かないが、どうしてか。チューリップの跡へ施肥をして植えた。葉は柿の葉のように大きく、丈も随分伸びている。下葉は枯れ気味。
8月下旬 受付
アサガオの中でも晩生の品種で、しかも栄養生長が旺盛過ぎる場合にはその傾向が一層強まりますが秋も中盤から咲くようになるはずです。これ以上の施肥や灌水は控えて花が付くのを待って下さい。下葉から黄化しやすいのもこの品種の特徴の一つです。
①当園内の各種品種の種子購入先はどこか。
②蕾が黄化し落下するが原因は何か。
③ヘブンリーブルーが開花直前状態まで育って開かないことがあるのは何が原因か。
8月下旬 受付
①園芸店です。
②水の不足や栄養の過少等があるかと思われますが、はっきりしません。
③同様質問が先にありましたので、色々調べていますが原因とされている条件(ホームページ質問等)にはどうもあてはまるものがないように思われます。はっきりとは判りません。
ヘブンリーブルー。蕾が大きくなり明日咲くか、という状態にまで至るが、花が開かない状態が続いているが何が原因か。対策は?
9月上旬 受付
原因として色々な所で上げられているものには次のようなものがありますが、当園のもの等を参考に観察してもいずれも該当・納得できるものがみつかりません。今後さらに情報を集めてみて、原因と思われるものを探し当てたらさらにご連絡します。(原因として上げられているもの)①水不足②水・肥料の過剰③日当たり不良④長日条件⑤乾燥と強い日差し
学校から種をもらって来たものだが、毎年紫色の花しか咲かない。他の色を咲かせるにはどうしたら良いか。
9月上旬 受付
友達の中に他の色の花が咲く株があるようだったら、その人から種子をもらい来年一緒に育てると、その株と交雑して紫色以外の花色のものが出るようになるが、何色が出るとか必ず出るとか、ということははっきり言えない。(メンデルの法則に従い、親の遺伝子型がどうであるか、によって異なった結果となる。)
アサガオの仲間にはいろいろあるのでなるべく近い類縁関係の者同士が交雑しやすいので、葉や花の形質が似たもので花色の異なるものの種子を入手するのがよい。
挿し木で増やせるか。
9月中旬 受付
リュウキュウアサガオのような宿根性のもの以外はほとんど出来ないと考えて良い。