植物Q&Aシステム

カタクリ

カタクリ

科名:
ユリ科

この植物に関する質問

基本情報

新井地内で花弁が2㎝くらいしかない小型のものが群生しているものを見つけたが、そのようなものについて何か知られていないか。
4月中旬 受付
一群が同じような小型の花を付けている大きな群落なので明らかに変異群と見える。当園ではそのような群についてよく分からないので、新潟県植物保護協会、あるいは新潟県植物同好じねんじょ会等へ問い合わせていただきたい。
カタクリの花びらはそり返り、面白い形をしているが、理由があるか。
4月中旬 受付
カタクリがハチやチョウに受粉してもらうため。花びらの根元に蜜があり、蜜を吸いに来た昆虫に花粉が付き、別の花に移動し受粉が行われる。花びらの内側に山型の線があり、それを目印に昆虫が寄って来る。反り返っていることで、昆虫が花を見つけやすく蜜を吸うことが出来るから。
山口の山中で白いカタクリが咲いているが、どのくらい珍しいか。また、芽が出てから花が咲くのに7年くらいかかるようだが、これは正しいか。
4月下旬 受付
まれに、白花が現れることがあるので珍しいこと。しかし数字で示すことは難しい。種子を蒔いて発芽してから7~8年かかって咲くもので、毎年土中に残った球根から花が咲く。
白地に紫の模様の入った個体が見つかった。白花は各地でニュースになっているが、これは珍しいものか?≪画像あり≫
4月下旬 受付
白地に紫、というよりは紫の色素が抜けている(出現していない)ように見えます。チューリップのウイルス病で似た症状がある。病害かどうかははっきりしないが、色素異常。花弁も弱々しいことだし、突然変異というよりは病気っぽい。あまり、見かけないものではある。(白花より珍しいか、に対し)病気の場合、近くの株にも現れるかもしれない。※白覆輪の‘うるみじろ’というものがある。