植物Q&A

ツツジ

ツツジ

科名:
ツツジ科

この植物に関する質問

基本情報

『アケボノ』という名がついているこの花はアザレアの品種か。ツツジの品種なのか?
1月下旬 受付
『アケボノツツジ』という名前の植物があるが、ここに展示されているのは琉球ツツジ(オオムラサキ)の変異として生まれたもので、アザレアの品種ではない。
ツツジで花を吸うとものすごく甘いのは何か?
4月下旬 受付
オオムラサキではとお答えしました。
オオムラサキ、曙、関寺は常緑か?
9月下旬 受付
常緑。 曙:オオムラサキの枝がわり  関寺:リュウキュウツツジ系

育て方

ツツジの葉が黄ばんでいる株があるが、害虫か。
3月中旬 受付
寒風によるものと思われる。
ミツバツツジを一昨年購入した時は濃紫色の花色が昨年、今年と薄い紫色になったのはなぜか。一昨年花後ベタベタした根鉢の土を落とし、鹿沼で植替え、肥料は春2回秋1回油粕を与えた。
4月中旬 受付
蕾が色づいてから咲くまで日当たりが悪いと色が薄くなることがある(今回の場合は当てはまらない)。鹿沼のみだと色が薄くなることがある(生産者の経験上)赤玉を2~3割加えて植替えを行う。植替え時期でなければ鉢土に2・3㎝厚で赤玉をひく。
山採りヤマツツジの株の生育がうまくないがどうしたら良いか。土はその株が育っていた所の土を取って来て植えてある。
4月中旬 受付
鉢に植える場合は、限られた鉢内空間で空気・水分・土粒のバランスが植物にとって適当でなければ良い生育は出来ないので、その植物が育っていた所の土が必ずしもよいとは限りません。ツツジ類に適した土で植え替えてください。鹿沼土とピートを3対1くらいの割合に混和したものがよいでしょう。肥料は花後7月末頃まで油粕の玉肥でも施してください。
植え替えを行ったが元気が無い。なぜか?
4月中旬 受付
植え替えを行い過ぎて(1年のうちに2回移植)樹がまだしっかり根付いていない。これから根が十分張って養分も吸収し、大きくなるだろうから様子を見て。
昨年あたりからヤマツツジの太い枝が急に枯れて花が付かなくなった。それ迄は元気に花を付けていたのだが、何が原因か。
4月下旬 受付
大枝が株元から枯れる原因として考えられるのはゴマフボクトウの幼虫が食い込んだことによるもの。地面近くに穴が開いて丸い虫の糞がそこからこぼれてくるようになっていればそれに間違いはないが、注意して見て欲しい。早いうちなら幼虫を殺して被害を軽いうちに止められるが、写真のような状態ではその見込みは無いので切除しかない。
花が咲かない。
5月上旬 受付
クルメツツジはかなり日当たりを好みますので日陰では着花は不良になります。剪定が遅れているようですので(7月に刈っている)これも大きな原因になります。花後伸びる新芽の先端に花が付きますが、この新芽が充実するだけの生育期間を確保する為、花が終わり次第刈り込むことが大切で7月頃に刈ると花を付ける大切な枝先が失われます。
剪定はどうしたら良いのか。昨年は花が咲かなかった。
5月上旬 受付
盆栽の場合は別だが、一般的なもので花をつけるだけの目的ならば花後に好みの所から切り戻せばよい。この時期が遅れると花芽をつけるに十分な枝ができないので花はつかない。また、芽に入り込むベニモンアオリンガの幼虫の食害を受けた時も咲かないので、新芽が伸びてきてから秋口までの間、反復薬散する。
ツツジの葉が春先に変色した。原因は?
5月上旬 受付
現物を見ないと分からないが、冬季間の日当たりなどによって、寒さにより褐色になることがある。
庭植えのものについて一般的に必要な管理についてポイントを教えて欲しい。
5月上旬 受付
花後の剪定刈り込みをする。6月下旬~7月初旬までに済ませる。5月下旬からグンバイムシが発生するので駆除。初夏の間、モチ病が出るので発見次第摘み取り焼却。新芽の先端に8月に花芽が出来るがそこに入り込み食害するベニモンアオリンガの幼虫駆除に努める。施肥は新芽が育つ時期に。
花つきが悪い株、咲かない株がある。
5月中旬 受付
剪定の時期が適当でないのではないか。花後すぐにやるようにすること。施肥はこれからでもよい。
ヒラドツツジの葉が小さく少ない。
5月中旬 受付
昨年にグンバイムシの被害を強く受けたことによるかと思われる。
ヤマツツジの花が終わったら摘んだ方がよいのか。施肥などはいつやると良いのか。
5月中旬 受付
花がらは摘み取って捨てる。(病気の関係からも)これからの時期に施肥してよい。
花後の剪定について。バッサリと切っても良いか。
5月中旬 受付
切っても良い。遅れないよう花後早急にやること。
花が咲かない原因は?
5月下旬 受付
考えられるのは次のような事柄ですのでチェックしてみてください。
①剪定時期の遅れ ②栄養不足 ③虫害
剪定要領
5月下旬 受付
花後なるべくすぐに刈り込む。盆栽のようなものは新芽を2芽残しその各々を2葉残して摘むようなこともするが、丸刈りにするような場合は内側のふところ枝・弱枝を切除した後、適宜刈り込めばよい。
①摘花の部位は?
②施肥の時期と肥料の種類。
5月下旬 受付
①子房を残さない様に摘む。
②剪定後のこれからが良い。
刈り込みはいつ、どういうふうにやるのか。
5月下旬 受付
花後なるべく早く、好みの位置で刈り込んでよい。
ツツジの葉が膨らんだが、何か。
5月下旬 受付
モチ病という病気で、ツツジ類、ツバキ類に見られる病気です。表面の白粉は、病原菌の胞子で、これが飛散して拡がるので見つけ次第摘み取り焼却し、合わせて株には殺菌剤などをまくと良いでしょう。
①剪定時期②施肥の方法と時期
6月上旬 受付
①花後すぐ。②花後から夏いっぱいくらいの間。油粕などの置肥。
ヒラドツツジの鉢(ビニルポット)植えのものを買ってきて植えたが元気が無い。根鉢は麻布でくるまれていて取れないので、そのまま植えた。
6月上旬 受付
ツツジ類の根は細くて密生するために、そのまま植え出した時に周りの土と馴染みが悪く根付かないことがあるので、必ず根を少し崩してから植えることが大切。これから直に植え直す事をお勧めします。
センチュウという病気は本当にあるのでしょうか?また、木の根にコブのようなのが出来るのですか?他のツツジ類に感染するのですか?また、対策はあるのですか?予防法は?
6月上旬 受付
ツツジ類の土壌線虫にはネコブセンチュウやネグサレセンチュウなどがあります。深刻な被害についてはあまり聞いたことがありませんが、(多分土壌中まで見ないため)、症状からネコブセンチュウだと思います。この線虫は気温の上昇にともなって根の生長点から根の中に侵入し、こぶをつくります。一度線虫の入った株には薬剤は効きませんし、線虫が土壌中を移動して他の株(ツツジ以外の植物)にも侵入します。土壌消毒は臭化メチルは使えなくなりましたので、対策としては連作を避ける、マリーゴールドなどを植栽する、線虫用の薬剤を畑に散布するなどがあります。薬剤は農協などに相談すると良いと思いますが、ツツジ属ではしばしば生育不良となりますので注意が必要です。線虫の入った株は焼却するか廃棄し、畑に薬剤散布をして、マリーゴールドなどを植えて畑を1年以上休ませるのは良いと思います。
刈り込み時期と花付きの関係
6月上旬 受付
刈り込みが遅れると花芽を付けることができる大きさに枝が育たないので、来年花がつかないことになるので遅れないように刈り込む。
剪定の時期
6月中旬 受付
花後すぐ。
花付きが良くないので土を入れ替えたいがどうしたらよいか。
6月下旬 受付
新芽が良い状態で発生するなら土が原因ではない。
考えられる原因は①剪定時期の不適当な事。②心くい虫の被害。対策は①花後なるべくすみやかに刈り込みを行い遅れないようにする。②殺虫剤の定期的な散布。
花が咲かない。(日当たり良。剪定は開花後にしている。肥料もやっている。)開花が毎年6月中旬頃。今年は今、開花が終わった所。
7月上旬 受付
肥料のやり過ぎ。春から秋まで多量にやっていたので、夏の花芽分化期にも栄養生長が止まらず、花を付けにくくしていたと思う。ベニモンアオリンガも考えたが、毎月薬散をやっているとのことでこれは原因ではないと考えた。
コナジラミが発生、3回くらい防除したが、まだいる。
7月中旬 受付
散布した薬剤に対して、抵抗力を付けたものが生き残っている可能性があるので、薬を変えて散布するよう伝えた。また葉裏に散水することもすすめた。コナジラミの生態上、同一株の上でも成虫、幼虫、卵の各々が別々の葉に生息しているので、薬剤に強い卵が残っていることもある。
ベニモンアオリンガ防除。
8月下旬 受付
6月頃から防除しているが、何月頃まで防除すれば良いか?→当園では9月頃まで行っています。
毎年現れる症状で、葉に斑点が出て葉は黄葉する。9月頃から症状が出た。排水が悪いから、ます内の土を全て鹿沼に入れ替えたが、今年も同じ症状が出た。原因は何か。同じ場所に植えていても、西日が強く当たる側の方が、悪いように感じる。
10月中旬 受付
褐斑病か葉斑病。(関東では)5~9月に胞子の形成・飛散を繰り返す。発生すると毎年続くため、病葉を摘み取り伝染源を除去する。春から秋に月2回程度、殺菌剤を散布し、被害の拡大を最小限に抑える。
※ 参考文献:庭木・花木・林木の病害(小林享夫 編署)
ヒラドツツジについて ①病害虫 ②刈込時期
11月中旬 受付
①≪ツツジグンバイ≫…殺虫剤で駆除。≪褐斑病≫…殺菌剤の散布と落葉処理。
②花後直ちに行う。今は花芽を切除することになり不適。