植物Q&A

ウメ

ウメ

科名:
バラ科

この植物に関する質問

基本情報

梅護寺の八房のウメ。ウメの実が枝についた状態で展示したい。液浸標本の作り方を教えてください。
5月中旬 受付
FAA(50%エタノール:酢酸:ホルマリン=90:5:5)で浸ける。
樹齢100年の藤五郎梅の幹からゴヨウマツが生えてきた。10年くらいたって、40㎝になっている。珍しいか?
10月中旬 受付
梅のうろに種が落ち、発芽・生長したもの。水分・養分など、環境が良ければ良く聞く話ではないが、考えにくいことではない。(梅の養分で生きているとは考えにくい)

育て方

寒梅の植え替えはいつ、どのようにやったらよいか。
2月中旬 受付
花後2月末~3月中旬頃に行うと良い。鉢内の根を1/3くらい除き、新しい用土(赤玉単用か1~2割腐葉土を混和したもの)で植え替える。その際、根の隙間に十分土が入るように菜箸などを差し込んでゆするようにすることが大切。剪定もそれに先立って行うが、葉芽が付いていない所で切りつめても植え替えとその後の肥培が十分なら潜芽が伸び出すので心配はいらない。
寒梅の鉢植えの地上部が大きく伸び過ぎないよう、小作りにする剪定やその他の方法は?
2月中旬 受付
花後の枝を切り詰める時に、「葉芽を残して切る」ように参考書に記してあるが、葉芽は古枝の付け根近くには付きにくいのでこの言葉を忠実に守るとどうしても枝先の葉芽を残すことになる。そこで、これに頼らず、適当な長さに各枝を切り詰め、毎年の植え替えとその後の施肥、十分な肥培によって潜芽を吹かせることをやるようにするとよい。
山にウメを植えるんだが、縮葉病になる確率は少ないのでは?
2月下旬 受付
近くに梅園があればダメ。苗による持ち込みもあります。冬季には殺菌剤で防除してください。
石灰硫黄合剤を今散布するとまずいか?
2月下旬 受付
もう芽が動き始めているため、散布すると薬害が出る。適期は12月末~1月。今年は暖かい為、早めに行う必要があった。
寒梅の花が終わったが、今後どのようにしたらよいか。
2月下旬 受付
植え替えを今月末~3月中頃までに行う。根鉢を1/3くらい外側を切り詰め根をさばき、赤玉土の小~中粒で植え替える。同時に枝の切り詰めを行う。植え替え後、一ヶ月くらいしてから毎月一回の割合で油粕の玉肥を施す。
シダレウメの花が終わったが、どうしたら良いか。管理方法を教えて欲しい。
2月下旬 受付
芽が動く前に(今の時期に)剪定と植え替えをする。剪定は枝の基部の葉芽を残して切る。(芽が見えなければ、特にこだわらなくても樹の勢いがあれば芽を吹くが)枝垂れ性のものは外芽で切らないようにする。植え替えは根鉢の1/3くらいを切り捨てる様にし、根を外側にほぐし、赤玉と腐葉土を混合した土で植え直す。毎年行うと良い。
寒梅の花後の管理について。
3月上旬 受付
2月下~3月になる迄は花が終わった株は戸外に置く。その後植え替えをする。鉢土の1/3くらいを除いて新しい土で植えるが、その作業の前に剪定をする。剪定は難しく考えることなく好みの所で切除してよい。後の肥培が十分行われると、不定芽が沢山出るので心配いらない。根が活動し始めたら、月に1回の割合で油粕を施す。
他の家のウメを移植したい。これから。
3月中旬 受付
なるべく早く。無駄な枝は剪定(今年の花は咲かない)。なるべく根鉢を崩さず、植える。
シダレウメを庭師に植えてもらったが、花がしおれてしまっているが大丈夫か。
3月下旬 受付
植えだめで植えないまま放置しておいた株かと思われる。根鉢の外側をほぐして庭の土と良く混ぜ込むように植え、その後はしっかりした支柱を施し発根と根の伸長を確保することが大切。
(母指大の太さ)ウメだが幅2㎝くらいに皮がかじられているがこれはどうか。
3月下旬 受付
幅2㎝もの環状?皮を施したようになっているとかなり可能性は低い。カルスメイトなどの塗布や、湿らせた水苔を取り木の時のようにして巻いておいてみるとよい。なお、ウメは萌芽性が強いので、下から出ることも期待できる。
植えて35~36年経った樹だが、最初から白花を付け続けて来たのに最近になってピンクの花が少しずつ付くようになったが、どうしたのか。
4月上旬 受付
考えられることとしては、もともとピンクの花を付ける組織が含まれていた(キメラ)ものが、剪定等の影響を受けて置くに潜んでいたものが、顕在化したことが可能性として有り得ると思われる。「輪ちがい」のような品種は白、紅白半染、絞り、吹きかけ等々の花に咲き分ける品種だが、上記の可能性が考えられるものとみてよい。
毎年花も咲き実もよくつく。今年は花がほとんど咲かない。秋に剪定をした。
4月上旬 受付
剪定のせいだと思われます。
葉が縮れてきたがどうしたのか?
4月下旬 受付
病気(縮葉病)と思われる。各期間に殺菌剤の散布を徹底する。また発生が部分的な時には病気の部分を摘除し焼却処分する。
①花は咲くが、実があまり付かないがどうしたらよいか。
②病害虫駆除のポイントを知りたい。果粒剤の使い方は?
5月上旬 受付
①花ウメか実ウメかによって結果の仕方は異なることと、同じ花ウメ、実ウメでも他家受粉によって結実する性質があるのでこのうちどれかにより対応が違う。
②適切な薬剤を適切な時期にかけもれなくまくこと。果粒剤は株元散布方法の他、葉上からパラパラかける方法がある。
幼葉がちぢれてきているので、防除したい。淡緑、紅色、奇形
5月上旬 受付
ウメの縮葉病。発芽直前の殺菌剤による防除が効果的。開花後には薬害が出る。発生後の殺菌剤は示されていない。今のうちに切り取って焼却すること。
2本のうち1本に実が付かない。
5月中旬 受付
交配不親和によるのではないか。
新しい枝がたくさん伸び出しているが、処置の仕方。
5月中旬 受付
ふところ枝になる部分等を除いて大切な枝に良く日が当たるように夏の剪定をする。
新しい枝から出る葉が縮まって中にたくさんアブラムシがいるが、駆除の方法は?
5月下旬 受付
4月中~下旬、5月中~6月上旬に殺虫剤を散布する。
何による被害か。
5月下旬 受付
アブラムシによる。
葉が縮れる。
5月下旬 受付
アブラムシによる被害。
たくさん果実が成る古木だが、幹の一部がうろになってしまっているが、放置しておいてよいか。
6月上旬 受付
ウメの場合は古木になるとうろ状に幹の一部が腐ることがあるが、特別な症状(キノコ発生)などがなければ放置しておいてよい。
未熟な実ウメの毒(アミグダリン)は、いつごろまで残りますか?最近収穫したもの(小梅)を持参。(梅漬けにするとのことです)
6月上旬 受付
青ウメの毒の含有量については変化の様子は分からない。収穫期の判断としては果面の毛が無くなり、着色し始めた頃から数回に分けて行う。また青ウメは開花盛期から積算温度1300℃程度、一次加工用は同じく1000℃かつ100日以上経った頃とされる。
新枝が伸びているが切って良いか。
6月中旬 受付
剪定のうち夏季剪定は、株の中心部に影を作り通風を防げるような枝を切除するもので、今でも良いが基本的な骨格を作る剪定は、落葉期に行う。
果実から汁が出てくるのですが…
6月中旬 受付
ヒメシンクイの加害による。
実採り用のウメを毎年しっかりならせるにはどうしたら良いか。
6月中旬 受付
他家受粉という性質があり、他の品種の花粉が付かないと結果しないため年により花粉を運んでくれる昆虫の活動が鈍るような気候などで不安定になることがあります。異なる品種の枝を1枝もらって来て、近くでビンにでも挿して咲かせたものを幹の適当な所にとめ置くとか、別の品種の苗を1本混稙するのが良いでしょう。
ウメの実に透明なヤニ状のものが出るのは何か。
6月下旬 受付
カイヨウ病の症状の初期かもしれない。(ホウ素欠乏症)
剪定はいつ行うか。
6月下旬 受付
落葉期が原則。ウメは9月初めに夏季剪定も行う。
施肥はいつやるか。
6月下旬 受付
寒肥えとお礼肥が普通の時期。
実をならせる為の管理法(剪定を含め)
7月上旬 受付
【剪定】①夏季剪定…8~9月、直上枝、下向枝の切除を中心に。②冬季剪定…11~1月短~中果枝を出すようにする。長果枝・徒長枝は不安な物は切除、そうでない場合は先端部の切り戻しをして、短果枝の発生を促す。混み合った場所は枝数の調整の間引きをする。
【施肥】①礼肥…収穫後株周りに化成肥料を施す。量は2~3つかみ(現在5年生との事)くらい。②元肥…3月に同じ肥料をもう少し多く施す。
先日、移植したウメの樹の葉が茶色になり始めた。(山砂の場所から金気のある山砂の場所へ)
7月上旬 受付
枝は枯れていない状態ならば、水分蒸散を抑え、身を守ろうとしている状態だろうから、水やりに注意し(根鉢の土に水が染み込むよう)、様子をみてください。おそらくこの時期の移植が堪えたのだろう(ストレス)。
ウメが広がり過ぎているので、形を整えるため剪定したが、今の時期はよいか。
7月中旬 受付
強剪定をするのであれば、極寒期の1月、2月頃。少し、混み合った枝を整理する程度なら剪定しても良い。
着果不良の原因。
8月中旬 受付
受粉樹が近くにあると良い。(他家受粉性)
寒梅の鉢を数年植え替えてないが、植え替えの要領はどうするか。
9月上旬 受付
時期、剪定方法、根の始末の仕方、活着後の肥料管理などを説明
剪定はいつ行うか。
10月上旬 受付
冬~早春と9月初めの夏季剪定の2回必要。
花梅の植え替え、剪定の時期と方法。
10月上旬 受付
花後(正月を楽しんだものなどは2~3月)鉢土の1/3を除き、根を整理し、赤玉土単用または少し腐葉土を混合した土で植え替える。1ヶ月後くらいから油粕の玉肥を施し、1ヶ月終たらまた与える…を夏まで行う。剪定は花をつけた枝かを少し残して切除しておく。植え替え、その後の肥培が十分行われていると不定芽も伸び出し夏(8月初頭)には花芽が出来る。