植物Q&A

ユズ

ユズ

科名:
ミカン科

この植物に関する質問

育て方

鉢植えを地に下ろした。2年経つが結実しないがどうしてか。
1月下旬 受付
地植えをしたことで、株が若返って栄養生長が盛んになったため。あと2年くらい株の生育が落ち着くまで待てばよい。
実が成っていてるものを植えたがその後成らないのはどうしてか。
1月下旬 受付
鉢植えを地に下ろすと樹が若返り、しばらく樹勢が落ち着くまでの間は結果しないがずっと成らないという心配はない。
実が成らない。1昨年は成ったが昨年は2個くらいしか成らなかった。どうしたら良いか。葉や果面が黒くなるのは何か。
3月中旬 受付
一昨年成ったのに昨年成らないのは、隔年結果による。防ぐには適当な剪定によるしかない、黒くなるのはスス病。アブラムシやカイガラムシの分泌物が誘引の元になるので、虫駆除が基本。
葉が落ちてしまったがどうしてか。これからの扱いはどうしたらよいか。
3月下旬 受付
今冬は比較的暖かかったので、寒さで枯れたとは思われないので、それ以外の何か不都合があったと思われる。落葉しても枯れたとは言い切れないので、水や肥料は控え目にしてしばらく様子を見てください。
生育不良の原因は?(鉢植えの現物持参)
5月上旬 受付
アゲハチョウの幼虫の食害跡がずいぶんたくさんあります。葉が育つ大切な時期に殆ど丸坊主にされた事が原因と判断されます。施肥の方も忘れずに行ってください。冬季間、台所の出窓に上げておくとの事ですが、戸外でも寒風を避けるようにしておけば問題はありません。
子供の誕生記念にもらった木だが、8年も経つのにまだ結果していないのは何が理由か。(植えて数年間は放任していたので、冬は枝が折れ、夏に少し回復する程度であったが、最近施肥と冬囲いをするようになった。今春は冬囲いを外したら間もなく寒さが強い日に遭って落葉した。)
5月中旬 受付
寒さに対する対策を講ずること。落葉は排水不良と寒害かと思われる。(寒風が強い場所に植えてある)やせ地のようだが、根が張れるように条件を整えること。様子を聞くと、剪定は花が付くようになってからでよい。
H=1.0m、W=1.0m、幹の太さ直径2.5㎝の大きさのユズ。花がたくさん(数百花)付いたが、今後の管理は?
5月中旬 受付
花が終わった後、6月下旬くらいまで自然落花(果)が起こるので、その後摘果が必要ならば行う。摘果の目安は、生産者の栽培マニュアルによると1果百葉の割合で行うようです。
①葉裏に白い小さい虫がたくさんつく。
②白と黒の模様のもの(イモムシ型)もいる。
5月下旬 受付
①コナジラミ…冬季間のミカノール散布。
②アゲハチョウの幼虫。
①鉢植えを購入したものだが地植えにしたい。今植えてもよいか。
②黒い小さな虫がついていたが何虫か。
6月上旬 受付
①今でも良い。日当たりのよい所に植えるようにする。
②アゲハチョウの幼虫。捕殺する。
子供が鉢植えのユズを育てているのだが、毎年虫に喰われて実が付かないがどうしたらよいか。
6月中旬 受付
時々葉の裏を見て、卵(米粒の1/3くらい)が見つかったら取り除くことを続けてください。アゲハチョウの卵ですが毎年必ずといってよいほど見つけてやって来ますが、よく観察していて卵や幼虫を見つけたら駆除してやりましょう。薬剤による駆除も出来ますが、捕殺で済む場合はそれがいいでしょう。
もらった苗を植えて6~7年経つが実がならないがどうしてか。鉢植えにしてあるけど、地に下ろしても良いか。
6月中旬 受付
接木苗なら別だが、実生苗の場合は10年以上も結果しないこともあるので、もう少し時間がかかるかもしれません。(接木の跡がなさそうなので)
地へ植えても問題は無いが結果するには鉢植え以上に時間がかかります。剪定方法の誤りで結果しないこともあります。遅く出て来る芽を切り除くようにしますが、放任でも当面混み合わなければ構いません。
剪定方法は。
6月中旬 受付
混み合った部分を間引く間引き剪定を早春に行う。
鉢植えを地に下ろしたが実が付かない。剪定はどうしたらよいか。
7月下旬 受付
栄養生長が盛んになったためと思われる。樹勢が落ち着くのを待つ。剪定は秋枝を切除する。(夏枝に結果する。)ふところ枝等も切除する。
①ユズかカラタチだと思うがどちらの植物か。また、葉に出た症状は病気か虫か。
②結果しない。
9月中旬 受付
①ユズ。黒点病。殺菌剤の散布。
②剪定方法の誤り。(毎年じゃない。軽く一回)4~5本根を切った。(3年枝)放っておく。花が付いたら7割くらい取る。翌年の枝が伸びる。
地へ下ろして3年目の株だが、枝がたくさん伸びているが冬囲い前に剪定しても良いか。
10月上旬 受付
鉢植え(30年くらい)の株を下ろしたということからすると、3年目ごろは根の伸びがいよいよ著しくなる時である。剪定の際は主幹をどれにするか、樹形を考えながら行う必要がある。冬囲い前に大切な骨格を決めて、ふところ枝になるようなものなどの不要枝をまず切り除くとよい。伸びた枝の切りつめは先端部を少しにとどめておくようにし、来年の結果枝を確保する。
鉢植え(実成)を買って翌年地植えしたが何年たっても結実しない。どうしてか。新芽が出ると摘み取った方が良いと聞いて芽は全て摘み取っている。
10月上旬 受付
柑橘類は新梢に花芽を付けるので、新芽を全て摘み取れば花芽はつかない。新芽のうち特に春に伸び出すものは大切にする。秋に出る物は剪除する。また地植えにされて株が若返りしにくくなることもあるが、株の周囲をシャベル等で刺して断根処理も効果があるので試みるとよい。
何病か。対策は。(実物持参)
10月中旬 受付
病気はそうか病と思われます。薬剤を新芽が出る頃、落花する頃、入植期を中心に定期的に散布することが大切。通風不良の場合も発生が多いので剪定、整枝に努めることも大切です。
新潟で鉢植えのものを冬も外に出しておいてよいか。
10月下旬 受付
ミカン科の中でも耐寒性が強い方だが、新潟あたりでは鉢物であれば冬は室内に入れるのが良い。
ユズと思われる樹木(H3.0m)に花・実が付かない対処法は?
10月下旬 受付
10年ほど前に実つきの鉢を買った物を地植えにしたとのことだが、根が伸び伸び出来て再度栄養生長に戻ったと思われるので、さらに数年落ち着くのを待つとか、窒素肥料を控えたり断根等の処置をしてみるとよい。
鉢植えを地に下ろした。徒長枝が伸びたので切りつめたら一層たくさんの徒長枝が出た。剪定の要領は?
10月下旬 受付
地植えにするとその後3~5年くらいに渡って株の若返りが起こって、結果しない事が多い。剪定を強くしたり、枝先を立てたりするとこの傾向は一層強くなるので注意が要る。カンキツは隔年結果が強く表れる樹種なので、最も分かりやすい方法は枝別に成り年には全果摘み取ってしまう方法で全体でバランスを取る方法がある。基本的には春に伸びた枝より先の方から伸びる夏枝、秋枝を切り取ることにより、春枝の部分から翌年結果母枝を出させる。
植えてから15年も経つが植えるときに1個実がなっていたもののまったく結果しないがどうしてか。脇に植えてある1歳ユズにはよく結実している。
10月下旬 受付
剪定をしているという事なので、原因はその剪定方法が不結実の原因かと思われるので、隔年結果を覚悟の上で、しばらくの間剪定をしないでみてください。どうしても切りたいときには夏~秋に伸びる土用芽と呼ばれるものだけを3月に切り取って下さい。脇に植えてある1歳ユズは全く手をかけていないということからして、これ以外の原因はあまり考えられませんので。
植えて6~7年のユズ。実をならせるようにするには、どんな管理をすると良いですか。
11月上旬 受付
まず、実生の場合は20年近くの時間が必要です。これはどの植物も共通することで、ユズばかりではありません。そこで接木をして結果年齢の短縮を図るのが一般的です。接木苗の場合は3年前後で結果をみることができますが、それも栽培条件に支配される点もあります。鉢植えにした場合と時植えの場合では地植えの方が結果するまで長い時間が必要ですが、これはどんな植物でも、根の伸長が盛んに行われている時は枝葉の伸長が盛んな、いわゆる栄養生長が旺盛で、花や実を付ける生殖生長は抑えられることから起こるものです。従って、鉢植えのユズを地に植えたら、元気良く伸びるけど果実が付かなくなった、というような現象も良く見られる訳です。
人からいただいたものだが、鉢が小さすぎると思い植替えをした。寒いと悪いと思いボイラーの近くに置いたが最近葉が垂れてきたがどうしてか。水は根腐れを恐れてあまりやっていない。
11月下旬 受付
ユズは戸外でも越せる植物なのに、室内のしかもボイラーの脇であまり水を与えられずにひどい乾燥状態に置かれたため。