植物Q&A

ハナミズキ

ハナミズキ

科名:
ミズキ科

この植物に関する質問

育て方

植えて10年くらいったったハナミズキ。昨年秋頃と比べ、コケ(ふわふわしたようなもの)が幹にびっしりとついた(1.5m高くらいまで)。このままにしておいても悪い影響はないでしょうか。
3月中旬 受付
水田を埋めたてた土地、ということで周囲の温度が高いためにコケが良く育つ環境となっているように思われるので、排水、特に表面水の排水が良く行われるようにしてやると、自然に苔の生育が抑えられると思うので、その作業をしておく。同時に生えているコケは長いものなら指先で取り除いてやるのがよいが、あまり強くこすって樹皮を傷める事が無いようにする。コケによって木の生育が害されるような直接的被害葉考えられない。
挿し木がうまくいかない。
4月上旬 受付
本来ハナミズキは挿し木が難しい樹種です。そのせいもあって一般的な増やし方は現在は接木が用いられます。台木は共台あるいはヤマボウシ台が用いられています。挿し木を何とか成功させたい、ということであればミスト挿しが望まれますが、これは装置が要るので、アマチュアにはできないので、密閉挿しの応用を勧めます。
葉は出るが、花が咲かない、どうしたらよいか。(樹高2mくらい)
4月上旬 受付
腐葉土などで株元をマルチしてあげると良いと思われます。特別施肥する必要もないと思われます。
花が付かない。植えて6~7年くらいになるが昨年一つ付いたくらいで花が付かないが、どうしたのか。
5月上旬 受付
生育が良すぎるようです。(周囲にバラを植えてありかなり肥料を与える)栄養が良すぎても悪過ぎても花付きは悪くなります。根元の周り70~80㎝くらいの範囲をシャベルで挿して軽く断根をしてやってみてください。根の野放図な伸長を抑え、花着きを促してくれるはずです。
数年前に白と赤の苗木を購入したが、白しか咲かない。樹勢は(葉数は少なくようやく生きているように見える)、白と赤に違いは無く、大きくなっている。どうしたら赤を咲かすことが出来るか。
5月上旬 受付
植え付け場所の条件は全く同じか?根が十分伸び、働いてない様に判断されるので、秋11月頃に掘り上げて土と根の状態をよく調べてみる必要あり。堆肥等を混和して植え直してみるとよい。
赤花種の葉先が枯れるような状態。
5月中旬 受付
根が植え付け時にどのように扱われたか、植えられている場所の土壌条件等が影響しているかと思われるが判断が難しいので、秋に根の様子を調べて欲しい。
①鉢植えを地におろしたら花が咲かない。
②ウドンコ病の防除法
5月中旬 受付
①樹勢が若返したためと思われる。あと数年待つ。
②殺菌剤を散布。
花色が年を終わるごとに薄くなるようなことはあるか。
5月下旬 受付
アジサイではpHによって花色の変化が起こるが、これにおいてはそのようなことは無いと思われる。栽培条件の変化(日当たり、肥料等)で若干の変化は起こるかもしれない。
枝の一部が屋根にかかってきたので今の時期に切りつめても良いか。
5月下旬 受付
剪定の時期は落葉樹の場合、落葉している休眠期がよいが、少しばかりの枝先を切るくらいならいつでもよい。秋になれば花芽も良く判るようになるので、それを確認しながらが良いでしょう。
自宅の庭の1本と、近くの街路樹が1本不調。ほかのお宅、街路樹は大丈夫な様子。
7月上旬 受付
植栽土壌が砂のみ、風当たり強く、ハナミズキの植栽には不適当。以降枯れはしないが生長せず、もちろん花は咲かずと回答。近くの街路樹の生育も不良。
葉が縁から茶色になり枯れてくる。どうしてか。
9月下旬 受付
水不足が原因。地に下ろすのが一番安全確実。
庭に植えてあるハナミズキとシャラがここ2年ほどで弱って枯れが目立ってきた原因について知りたい。
9月下旬 受付
風と乾燥によるものが主な原因と判断される。
片枝になってしまったがどうしてか。
10月上旬 受付
強風、強い雨風、地下の状況等が原因。枯れた枝を切除しても必ずしも新芽が出るとは限らない。
移植したら咲かなくなったがどうしてか。
10月上旬 受付
栄養条件がよく、C/N率が低い状況が続いているのではないかと推測されます。しばらく様子をみましょう。
花が咲かない。(植えて10年ほど)昨年か一昨年に相談して、背を高くしない為に、幹を2mくらいの位置で切った。その脇から新芽がたくさん出ており、(30~40㎝に伸びている)この処置についても教えて欲しい。
10月下旬 受付
新芽は太い枝、向きの良い枝を5~6本残し他を切除。幹を切っているので、花が付くまで時間を要する。土壌も排水不良、保水性なしなどの悪条件ではないようで、花を咲かせるために何をすればよいか分かりません。
葉に白い粉状の物が着いたがウドンコ病か。
10月下旬 受付
ウドンコ病です。防除には殺菌剤をまんべんなく散布すること。落葉後は来年の発生源にならないよう片付けることなどが大切です。