植物Q&A

シンビジウム

シンビジウム

科名:
ラン科

この植物に関する質問

育て方

バルブから新しい芽(?)のようなものが伸びて来たが、どうしたら良いか。
1月上旬 受付
今の時期ではほとんど葉芽ですが、何本か伸びてくる場合があるので1本だけ残して(バルブ1個当たり)他はすべてかきとってしまい、その1本だけに十分勢力を集中して肥培すると秋にはその付け根が肥大して大きなバルブとなり花芽を発生させるので、夏季の肥培管理を怠らないようにしてください。
葉芽が花芽かは、触ってみて中が固く、ゴツゴツしたものは花芽、そうでないものは葉芽です。
シンビジウムの鉢を昨日もらったが、どう管理したら良いか。
1月中旬 受付
今は室内の明るい所に置く。5月下旬くらいになったら、屋外でも良いが直射日光は避ける。水は週に1~2回とあるが、乾燥の度合いにより加減すること。
贈答用に戴いた株だが、これからどのように育てればよいか。
1月中旬 受付
花が終わりかけたら花茎を元から切る。5月に入った頃から外で育てるが、真夏には日除けをする。5月~8月まで月1回の割合で油粕の玉肥えを5号鉢なら4~5粒の割合で施す。次々に出てくる株元からの新芽は8月中~9月の間に出るもののみバルブ1個に1本の割合で残し、他は全て根元から掻き取る。水は乾いたらたっぷり与える。
現在開花中だが、これからどうしたらよいか。
1月下旬 受付
花穂の先端から開いていきますが、先に咲いた花が1~2個傷んできたら花茎を切り取り、株の消耗を防ぎます。
その後新芽が出てきたらバルブ1ヶにつき芽は1本だけとし、他は掻き取りましょう。4月中旬以降戸外で日焼けしない程度に日に当て、20日に1回くらいの割合で8月まで油粕の置肥をして肥培。11月頃室内に取り込む。まもなく花芽と葉芽が出てくるが手触りでゴツゴツしているのが花芽なのでそれを残し、葉芽は掻き取ってやる。鉢の周りに空間があれば、まだ植替えは不要です。
シンビジウムの花が咲かない。根が詰まっていても、花が咲いているので植替えなくてよいか。
1月下旬 受付
花を咲かせるため、春・秋の施肥と夏の散水に注意して、秋に一度水を切ると良い。鉢いっぱいに根が詰まったら植替えは必要。5月中旬以降、温度が高くなってから。
株が増えるが咲かない。
1月下旬 受付
バルブの充実不良による。芽かきをしっかり行い、バルブ一個に1芽とし施肥をしっかり行う。シンビジウムは花がつくに至らないと、翌年その生育を続けるのではなく、最初に戻って芽の伸長から始まるので、この状態が続くことが多い。
売っている株はバルブが2~3ヶくらいだが、どうしたらこんな姿に育てられるのか。
2月上旬 受付
2~3年ごとに植え替えと株分けをしっかりやれるばそうなる。
葉に黒斑が出たが病気か、日焼けか。
2月下旬 受付
写真を見る限り日焼けではない。病気だが単なる病気(黒斑病)か、ウイルス病かは分からない。ウイルスの場合は接触、汁液による伝染があり注意が要る。他の株とは隔離して管理するのが難しい。
花色が買った時と違う色になったがどうしてか。
4月上旬 受付
品種によっては白の物が淡い赤を含むようになることなどがあります。何という品種ですか?(分かりませんが、買った時は黄色だったのがオフホワイトの花になった)日当たりや温度によると思われます。
シンビジウムの管理
4月中旬 受付
・花が終わったら花茎は根元から切る。
・春6月頃までに出る新芽は全て育てず、2~3本を残して摘み取る。
・肥料は花後~6月、9月
・鉢をはみ出していれば植え替え必要。一回り大きな鉢に、ミズゴケが難しければラン専用の用土もしくはバークチップ等を用いれば管理しやすい。
花付きが悪いが原因は?
4月下旬 受付
バルブが十分な生長充実に至らずに終わった場合は、花芽を付けないで終わり、次の年にその先の生長を続けて花芽を付けよ、ということにはならないで終わる。この点を考えて、花芽を付けるに至らない大きさしか育たなかった原因を探って欲しい。(質問者は経験十分で、施肥、植え替え、他の点ではしっかりした作業と知識を有していたので。)
プレゼントでもらったシンビジウムの育て方
5月上旬 受付
春~冬までの管理を説明。水やり、施肥、室内取り込み、植え替え等。
何病か。
5月中旬 受付
日焼け。
葉に白い小さな点々がたくさんつく。虫の卵の様だが、どうやって駆除したらよいか。
5月中旬 受付
話を聞いた範囲でこれと思われる害虫は分からない。葉裏に小さな卵を産みつけるものにはハダニがあるが、戸外ではまだハダニ発生の時期とは考えにくいので、出来たら実物か写真でも見せて欲しい。
花がつかないが、どうすればよいか。(ここ数年植え替えも何もしていない株)
5月下旬 受付
現在葉を伸ばしつつある芽の中で大きいものをバルブ1個当たり1本だけ残して他は除去する。(株の状態からして新芽か古芽かわかりにくいので、新芽・新葉が確認されるものを残す)8月末頃まで施肥に努め肥培する。日焼けしない程度に日に当てる。
花が咲かないがどうしてか。
5月下旬 受付
原因になり得るものは、話の中身から次の点が考えられます。
①新芽が出てくるもの全てを育てて、花をつけるに至るまで充実しなかった。
②日陰に置いて同化作用が不十分で株の充実ができなかった。
③肥料が不足した。
バルブ1個に1本の新芽を伸ばすようにして、他はかきとり、肥料は月に1回の割合で9月まで油粕の玉肥か緩効性化成肥料を与えます。置き場は真夏を除いて十分光りが当たる所で育てることが大切になります。
古株(鉢植え)を友人からいただいたが、鉢がいっぱいになっているので植え替えたいが、これからやっても良いか。
6月中旬 受付
古株の場合、株の中心が枯れたバルブが占有した状態となっているので、そのまま鉢をゆるめる植え替えではあまり意味がありません。株を分けて植え替えても時期の関係もあり、来年は花をつけません。また、株が古くなっていると、ウイルス病にかかっている率が高いこと等を考えると、ここまで来てからの植え替えはせずに肥培にのみ努められるのが適当でしょう。
花が咲かない。咲かせるための管理方法。
6月下旬 受付
芽かきをきちんと行い、親のバルブ1個に1本の芽しか残さず秋までに十分育つようにする。その年に十分育たなかったバルブは次の春にそれを引き継ぐ生長はしなく、また新しい芽の生長を始めるため芽数を多く残し、肥培不十分な場合は毎年葉数だけ増えることになる。
花をつけるための要点は?
7月上旬 受付
芽かきをしっかり実行する(バルブ一個あたり一本残す。)こと、8月まで肥料切れにしないこと、よく日に当てる(日除けは真夏のみ)ことを心掛けるのが大切なポイントです。
各種樹木の下に寒冷紗を二重張りにしてその下で育てているが、そのくらいで良いか。
7月下旬 受付
暗すぎる。樹木の下であれば寒冷紗は不要。葉が少し黄ばむくらいに日に当てた方が花付きが良く株の形も良くなる。
バルブが柔らかくなったが切り取ってよいか。
9月上旬 受付
バルブも古くなってくると役目を終えて柔らかく筋だけになりますから、取り除いて構いません。シュンランなども同様です。
株分けしたい。今やっても良いか。
9月中旬 受付
花芽を作っている時期なので、根を傷めるのはよくないので、今はやらないでおき、来年の花後に行うと良い。
これは何病か?(葉を持参)
10月上旬 受付
ウイルス病と思われる。治療法はないので、廃棄するしかない。汁液、接触などによって伝染するので他にシンビジウムの鉢があったら注意がいる。
育て方について。
11月中旬 受付
ポイントは生育期の十分な施肥と芽かき、8月末~9月初に出た芽をバルブ1個あたり1本残して他の季節に出たものは除去する。施肥は油粕の玉肥を生育期の5~8月に十分与えるとよい(月1回くらい)。
知人から貰った株を秋に株を分けたが今後どうしたらよいか。(現物持参)
11月下旬 受付
株分けは花後(春)に行うのが良い。株を分けたら1ヶ月くらいは水は控え目に管理。その後普通に乾いたらたっぷり灌水する。施肥は1ヶ月に1回の割合で油粕の玉肥を施す。梅雨明け後は日焼けに注意。新芽が出てくるがバルブ(親)1個に1本残して他は掻き取る。(以上要旨)
①花がすぐ乾燥花状になるがどうしたらよいか。
②株分けはいつ頃がよいか。
11月下旬 受付
①室内が乾いていて水吸収がマイナスになるために起こるので、吸水の量や回数を増やす。また、用土や根の表面のコルク層に十分吸水させるように、さっとやって終わりではなくしばらく鉢ごと漬水しておく。
②4月末~5月頃でよい。