植物Q&A

アジサイ

アジサイ

科名:
アジサイ科

この植物に関する質問

基本情報

友人に送った手まり咲きの西洋アジサイが庭に植えたら全ての花がガクアジサイに変わったといわれた。そんなことが起きるのか?
6月下旬 受付
まずないと思うが。時間があれば花を持ってこられるというのでお願いしました。
友人に送ったアジサイが翌年からガクアジサイになったがこんなことはあるのか。
6月下旬 受付
先祖返りと思われますが、全てが変化したのは考えにくい。
どういうしくみで色が変わるか?
7月中旬 受付
赤:アルミニウムイオンを吸わないと元々のこの色が出る。
青:土に溶けているアルミニウムイオンを吸うと、青くなる。
白:色素がないので、イオンの有無に関係なく、白。
ガク型と手まり型の違い。
アジサイ‘マリンブルー’にガク型と手まり型の花が咲いていたがなぜ?
7月中旬 受付
ガクアジサイの花のほとんどが装飾花になったものをアジサイ(ホンアジサイ)と呼ぶ。手まり型とはこのアジサイの事を指すが、種は同じ。マリンブルーの花は手まり型だが、何らかの要因で先祖返りしたと思われる。
幹に穴が開いていて虫がいる。
7月中旬 受付
コウモリガの仲間だと思います。幼虫が大きくなってからでは薬剤はあまり効かないようです。穴が開いている枝は切り取り、除去する。
果実は出来るのか?
7月下旬 受付
リンゴや桃のような果肉のあるものではないが、小さな果実が出来る。ホンアジサイの場合は、ほとんどが装飾花なので、果実を付ける花は少ない。

育て方

ここ数年花が咲かないがどうしたら良いか。
5月上旬 受付
剪定方法の誤りが原因。花後すぐに花首の下2節くらいで切る。下から切った場合は次の年に花を付ける枝にはならない。3~4年経た古枝は花をつけにくくなるので、常に枝の更新をしながら上記の剪定をする。品種によって着花しやすいものとそうでないものがある。
この時期に都合があって移植したいが、留意点は?
6月上旬 受付
①なるべく枝葉の整理をする。そのためには古い枝(4年くらい以上)の剪定をし、他は来年の花が望まなければ全体の1/3くらいにつめる。多少の花を望む場合は花の下2節くらいで切る。
②蒸散抑制剤の利用をする。
新芽の先端近くがちぎられるが害虫の被害か。防除はどうするのか。
6月上旬 受付
害虫による被害で虫の名はチョッキリゾウムシと思われます。新芽の先端近くを害する虫にはこの他、キクスイカミキリ(キク)のようなカミキリムシ類、サンゴジュ等を害するクキバチ類等々があります。いずれも夜間に飛来するもののようで発生時期5~6月には殺虫剤を散布したり被害部を取り除いたりして防ぎます。
景観植栽(土手)に使いたいが、次の点を聞きたい。
①赤色や緋色の品種も使えるか。
②挿し木はどんな要領でやればよいか。
③施肥はどうするか。
④大株の移植時期はいつがよいか。
6月中旬 受付
①在来種よりも弱いものもあるが概ね使用可能です。
②たくさんある親株ならこれからすぐ始めてもよい。少ししかない株なら脇芽を伸ばしてからそれを使う。用土は鹿沼土の細粒が良い。
③元肥は落葉期間中に。追肥は生育状況をみながら、化成肥料でも良い。
④落葉中がよい。
葉先が枯れた。原因は?
6月中旬 受付
乾燥による枯れ込み。
数年前に植えたアジサイが、毎年葉の先端が折れ今迄花を咲かせたことが無い。葉は緑のままでポきっと折れたようになるが、どうしたらよいか。
6月中旬 受付
折れた先の葉は青々とした状態で折れているということなので、虫に噛み切られたと思われる。
発生前から定期的に薬剤を散布し、害虫退治を行ってください。
①砂地で日が差すとすぐにしおれるが対策はないか。
②いろいろな色の品種を植えたいが、それぞれ要求するpHが違うので、どうしたら良いか。
6月下旬 受付
①ピート等の保水力を増加させる材料を混ぜ込む。
②鉢植えをするしかない。pH調整の時に混和するpeatは未調整の物を使うことが大切。
丈が高くなり過ぎるので切りつめたい。
6月下旬 受付
全部を一度に切り詰めると翌年は咲かなくなるので、半分だけ短く切り詰めておくようにする。切り詰める枝は花が咲かなかった枝を早めに切るとよい。翌年にはこの枝に花をつけることになる。
葉先が枯れてきた。花も何となく十分な開き方をしてないが、どうしてか。
6月下旬 受付
乾き過ぎによるものと思われる。
挿し木の時期を教えてください。今頃でもいいでしょうか。
6月下旬 受付
6~7月ごろで問題ありません。1カ月くらいで発根しますが、夏は暑いので涼しくなってきた頃に鉢上げすると良いでしょう。
アジサイの剪定を本の通りにやったが咲かず、放置したものは咲いたがどうしてか。
6月下旬 受付
剪定する時期は「花後すぐ」と多くの書物にあるが「花後すぐ」という点が曲者で、アジサイは多くの人々が花後すぐに切ったつもりでいても遅れていることが多いので要注意です。
背丈を超えるアジサイを目線くらいにしたいが、選定の時期は?
6月下旬 受付
花後、8月いっぱいくらいまでに剪定する。お礼肥を行い選定後の枝を充実させるように伝えた。
①報道にアジサイの葉を食べて亡くなった人がいる、とか猛毒という話があるが、花びんに飾るのに支障ないか。
②庭に植えてあるが他の家にあるより花が小さく少ない。昨年秋に地際近くで切ったので、今年花が咲かないが、切った方がよいか。
③花色を赤のままにしておきたいが…
6月下旬 受付
①食べ物とされていない植物を食べれば何かしらの影響が表れるから、それと同じようなレベルと考える。
②そのままで切らなくても花をつける。今までの管理の仕方もよいので来年以降様子をみてください。
③品種によっては。土性により色が変わらないものがあるが、なかなか綺麗に赤を維持するのは難しいが、アジサイを赤色にする薬が売っているので、土に混ぜてみては。(あるいは石灰を撒く)
引っ越しに伴い移植したアジサイが白っぽくなった。元の青色に戻すにはどうしたらよいか。
6月下旬 受付
開いていた状態で移植したのであれば、そろそろ咲き終わりで色があせたのか、移植の影響で一時的に変化したのだろう。来年は、特に何もしなくても青色のアジサイを咲かせるが、心配ならお礼肥に青色用の肥料を施すとより確実。
①挿し木の時期は今頃でも良いのか。
②挿し穂はどの部分を使えば良いのか。
7月上旬 受付
①挿し木の時期は今頃で良いです。
②挿し穂は花のついていない芽を2芽、もしくは1芽で切って挿します。葉は蒸散を抑える為、半分くらいに切ってください。
挿し芽の要領。
7月上旬 受付
花が終わった枝でも咲かなかった枝でも良い。1~2節に切り、鹿沼土の細粒を鉢に入れて挿す。挿した後はポリバケツ等に挿した鉢ごと入れてビニルで覆い、半日陰におく。
①挿し芽の時期はいつがよいか。挿し方は?②アマチャとの色別は簡単に出来るか。
7月上旬 受付
①今は適期。ただ根が出れば良い、というくらいならあまり適期にこだわらずに出来る。鹿沼土の細粒を挿し床にして挿せばよいが、深鉢を使い上に何かかけておくとよい。②簡単には出来ない。
①鉢植えで購入したアジサイが年々小さく元気がなくなっていくので、6月に地に植えたが、あまり元気がない。大丈夫か。
②株を小さくしたいのだが、どう剪定すればよいか。
7月上旬 受付
①鉢で植え替えしなかったため根詰まりで元気がなくなったのだろう。今年植え替えたばかりだから、すぐ株が立派になるわけではないので、今後しっかり育っていうと思うので様子を見て欲しい。
②葉のつけ根に芽がある。できるだけ下の欧の茎を切るか、もっと小さくしたい場合、次の年の花は見られないが地際に近い所で剪定をする。
青色のガクアジサイを購入し、地植えしたいが、花の色があせないように植えたい。
7月中旬 受付
青色を保つには酸性土壌にして植えると良い。(ピートモス等混入)また園芸店で、青色専用の肥料も売っていると紹介。
①花後の管理。②アジサイの色(奈良のアジサイ。赤のアジサイを挿し木したが紫色になった。)
7月中旬 受付
①花後、すぐに花がらを取ると良い。伸び過ぎた枝は切り詰めると見た目良く育てることが出来る。
②元の株が生えていた場所と、今の場所で土壌の酸性度が違い、青みがかった。
地上30㎝くらいで剪定したが、これで良いか。
7月中旬 受付
来年は咲かないかもしれません。その代わり全体を低くすることができます。次年に咲かせる剪定は第一に早くやること、できるだけ軽い剪定にすることが要点です。
庭木が次々立ち枯れして枯れていく。枯れた株を掘り上げると白い菌糸が見られる。上層部10㎝程度は土壌改良がしてあり、その下層は山土で、ある程度柔らかい。
7月下旬 受付
白絹菌か白モンパ病と思われます。表土を10㎝程度はぎ、取り除き、入れ替えるのが一番有効。天地返しを行うことで、菌を死滅させることも出来るらしいが、菌が生き残ることもある。殺菌剤で防ぐことも出来る。
≪今後の対策≫未完熟の堆肥は使わない。落ち葉や枯れ枝を取り除く。完熟の堆肥を使用する。地表面に菌核が現れたらすぐに株を取り除き、消毒する。
伸び過ぎるので、昨年10月に剪定したら花が咲かない。どうしてか。
8月中旬 受付
剪定時期の違いです。花後早急に(7月20日~30日頃)剪定することが大切です。どこから切るかは目的により2~3あります。
挿し床にまだあるが植え出してもよいか。
9月上旬 受付
なるべく急いでやると良い。鹿沼土単用で良い。
挿し木して育てた4年生くらいの株の移植と剪定の時期。(早く移したい)
9月中旬 受付
10月に入ってからがよい。剪定は花後すぐ、なるべく早く花の下2節くらいで切る。秋には手直しくらい。
鉢植えを先日植え替えたが今の時期に肥料を施した方がよいか。
10月下旬 受付
これからは休眠期に入ります。殆どの植物は5℃以下では休眠し、養分の吸収なども行いませんので、今は不要です。明春に新芽が動き出す頃になったら与えるとよいでしょう。
病気か?同じ植物でもならないものがあるか。
10月下旬 受付
ウドンコ病。品種により耐病性に差がある。特にクジャクアスターは大きい。発病初期に殺菌剤を散布する。連用は避ける。
茎がヨトウムシに喰われている。昼間は姿がみえないので、どうやって対処すればよいか。
11月上旬 受付
夜、懐中電灯で照らしながら捕殺するのが確実。あるいは、土にまいて植物の根から浸透する薬剤を散布。