植物Q&A

アザレア

アザレア

科名:
ツツジ科

この植物に関する質問

基本情報

他のツツジ類とどこが違うのか?
3月下旬 受付
ツツジの仲間は色々と交配することができることから、多くの園芸品種が作られましたが、そのうちベルギー等で温室用に育種されたグループをアザレアと呼んでいました。
何を親として使用したかにもよりますがツツジ類には似た形質の物が多いので、一見してこれはツツジ、これはアザレアというように分けることは困難です。
①「ほほえみ」「ももか」「ダンシングスノー」以外に最新の品種はあるか。
②ニコレットインガー、ニコレットケーセンは同じか、またはケーセンなどと売られているものは何か。
4月中旬 受付
①品種登録されるもので他にはありませんが、個人的に作っている方はおられます。
②インガー、ケーセンは別品種です。ケーセンとして売られているものの他、正式な品種名を表記して販売されることは少ないため、同じ品種でも違う表記になることがあります。
新芽の異常は何によるか。
6月中旬 受付
チャノホコリダニの加害によるものです。殺ダニ剤の散布を急いでください。

育て方

花後の管理方法は?
1月下旬 受付
花後は植え替えと切り戻しを行います。時期は温度条件の違いによって2月から3月頃に行います。(保温加温が十分できれば1月頃でもかまいません。)使う用土は他のツツジ類と同様鹿沼土の単用が良いでしょう。
降霜の恐れが無くなったら戸外で管理しますが油粕等を月に1回くらい施しながら新梢の充実に努めます。7~8月はツボミムシにご注意ください。
霜が降る頃になったら屋内に入れますが、戸外で冬を越せる品種も多いので、あまり難しく考えず自分の育てられる環境によってご判断ください。
花後の処置、扱い方は?
3月上旬 受付
植え替え(4月頃)と切り戻しを行います。これを毎年きちんと行って新梢をしっかり育てるのが花を良く付けるポイントです。施肥は植え替え後1ヶ月くらいしてから始めます。
植え替え用土は鹿沼土の単用か若干のピートを混和して使います。根鉢の1/3くらいを取り除き、枝の切り詰めも同じく1/2~1/3程度切り詰めます。
購入して3年になる鉢だが、花つきが悪くなったがどうしたら良いか。
4月上旬 受付
花つきが悪くなったのは、植え替えをしなかった為、根づまりを起こしていることによると思われます。
≪今後の作業≫植え替え(同時に剪定)と肥培管理を行ってください。植え替え用土は鹿沼土と赤玉土の中~小程を混ぜたもの等を使用し、根鉢を3分の1程崩して除いて用土を隅まで入れるように留意してください。
肥培は植え替え後1ヶ月くらいしたら油粕を1ヶ月に1回程の割合で与えてください。(秋まで)
先頃購入したアザレアが今、満開を迎えているがいつ頃まで咲かせておいてよいか。花後はどうしたらよいか。
4月中旬 受付
アザレア ほぼ全花が終わりに近い頃まで咲かせておいてかまいません。その後枝の先端部、というより株全体を2/3くらいに切り詰めてやれば良いのですが、できるならその時に植替えしてやると良いでしょう。
花付きが良くない。
5月上旬 受付
剪定(切り戻し)の時期が遅れた場合や植え替えが長期間行われていない場合などに花付きが不良になることが多いですが、ツボミムシの被害による場合もあります。
切り戻しは花後すぐに行うと良いです。植え替えは2年に1回くらいは最低でも必要となります。7~9月の間はツボミムシ防除の殺虫剤散布が必要になります。
葉が黒褐色になって傷んでいるが花は咲いている。どうしたのか。
5月上旬 受付
寒害を受けたのかと思われます。寒害に対する抵抗力は品種により異なります。花後は植え替えと刈り込みを十分に行ってください。
剪定・植え替えを行った。肥料はいつやればよいか。また、防除はどのようにすれば良いか。
5月下旬 受付
植え替え後1週間~10日経っていれば肥料を与えましょう。
防除は3種類くらいを変えながら定期的に行うと良いです。散布は2週間おきを目安に行ってください。
花後の剪定、・植え替えをしなかったので秋になって行ったがどうなるか。また油粕を施しているがカビが出る。害にならないか。
10月下旬 受付
ツツジ類は花後伸びる新枝の先端に夏季に花芽が出来るので、刈り込みや剪定は遅く行うと花芽を切り落とすことになるので避けなければいけません。
花後はなるべく、すみやかに刈り込み、剪定をし、植え替えて新枝の発生と充実を計るのが基本です。
油粕に付く白いカビは油粕の分解時に出るもので害はありませんが、もしこのような物が気になるようならば緩効性の化成肥料を使うと良いでしょう。
葉縁が巻きこみ奇形になっている。株全体も元気が無いが何が原因でどうすればいいか。
12月中旬 受付
ダニの被害と思われます。吸汁された跡がもとで葉が奇形になり生育も衰えることになりますが、加害は新葉時であり、症状が見えた時は(今頃では)周囲に拡散しないようにするくらいしかありません。
そのためには殺ダニ剤の散布を行いますが、薬剤抵抗性の問題があるので同一薬剤の連用は避けなければいけません。