植物Q&A

キク(イエギク)

キク(イエギク)

科名:
キク科

この植物に関する質問

育て方

アブラムシの駆除方法は?
5月上旬 受付
手軽なのはスプレータイプの殺虫剤ですが、近づけ過ぎると凍傷を受けるので注意して下さい。近年はガスで噴霧する物の他、ハンドスプレーの容器に薬液が入ったタイプのものが出ていますのでこの方が安全です。どのタイプにしろ、同一薬剤の連用は避けるほうが賢明です。アブラムシやハダニ等、一世代の時間が短く急激に増殖する者に対する薬剤は同じ物を連用すると抵抗性のある個体が出て来て、効果が無くなるので注意してください。
庭の畑土を使って挿し芽をした所、上手く行かなかったが畑土ではどうしてもダメか。
5月下旬 受付
低温期には割合にうまくいくことが多いが、気温が上がって来ると地中の病原菌の増殖が急に進み、挿し穂の切口から侵入し、上手く行かないことが多いようです。高温期に向かっては、清潔な挿し床材料を用いることがとても大切です。
新芽がしなびたような状態で枯れている。色に葉変化ない。
6月上旬 受付
キクスイカミキリによる被害です。5月中~下旬頃に親(ホタルくらいの大きさのカミキリムシ)が飛来して茎頂から10~15㎝くらい下った所からしおれます。頂部を引っ張ると被害部分から取れるのでかみ跡(1~2㎝おいて2ヶ所)の間にいる卵又は幼虫をつぶしておくとよい。薬剤は臭いが強いものをまいておくと忌避作用で親がやってくるのを防がれる。
被害を受けた後のキクスイカミキリの対策はどうしたら良いか。
6月中旬 受付
被害茎の中を食い進み根元で蛹化、越冬をするので、来年の事を考えると被害を受けた茎は地際から切除、処分すると良い。
キクの挿し芽の目的は?庭植えの株も毎年挿した方がよいか。
6月下旬 受付
古株の株元には前年枯れ落ちた葉などに病原菌が残っていたりしてよい生育につながらないので、挿し芽で更新するのが良い。庭植えも当然同じ。
キクの液肥は、マリーゴールド等に与える物と同じで良い?
8月上旬 受付
同じ物で良い。夏場は肥料を変えた方が良いか。施すなら薄めにする。
切り戻すと秋にまた花をつけるが、時期は8月中旬頃でよい?(現在咲いている。)また1/2くらいまで切ればよいか?
8月上旬 受付
半分というと葉が無くなる株もあるだろうから、株によって異なる。葉は残し、脇芽を育てるように切り戻す。
食用菊の生育の具合が良くないのでみて欲しい。(現物持参)
8月下旬 受付
ハダニの被害。高温、乾燥期に発生するダニで、梅雨時から注意が要る。増殖が急速なので、初期のうちに対処すること。勢いの強い水で洗い流すか、殺ダニ剤の散布をする。殺ダニ剤は同一薬剤の連用はしない。
9月咲種だが茎が細く伸びすぎるがどうしたらよいか。
9月中旬 受付
秋または春にウド芽を分けて植えて育てると良い。古株はどうしても芽数が多くなり細く倒れやすくなる。
草丈が人の背丈ほどになってしまったが、どうしたら短く仕立てられるか。
9月中旬 受付
品種により伸び方は違うが伸び過ぎるのは、挿し芽時期が早すぎたか、摘心が早すぎたかが主な原因なのでこの二つの作業を遅らせれば長く伸び過ぎずに開花します。
懸崖仕立てのキク。来年育てるにはどうしたらよいか。(30㎝くらいの長さのもの)
11月中旬 受付
今年と同じくらいの大きさにするのであれば、5月頃に挿し芽をして育てれば良い。摘心を繰り返すので手間はかかる。特に最後の摘心は下段・中断・上段と各々2~3日ずらして行い開花期に揃うようにする。