植物Q&A

カエデ

カエデ

科名:
カエデ科

この植物に関する質問

基本情報

紅葉について。9月20日、または23日にヘリコプターで苗場山付近を空撮し、紅葉シーズンの始まりのレポートを作成しようと計画しています。その中で、「一般に一日の最低気温が8℃以下になると葉が色づき始め、およそ3週間で見頃を迎えます。」とコメントしようと考えております。間違いやこのように伝えたほうが良い等ありましたら教えてください。
9月中旬 受付
カエデ ご記述のとおり紅葉は一般的にはその日の最低気温が8℃を下回ると色づき始め、日中の最低気温が5~6℃以下になると急激に進むと言われています。ですので下記のようなコメントで問題は無いと思います。更に日中に温暖で夜間に急激に冷え込んだり、空気が澄んでいることや葉が十分な日光を受けていること等が美しく紅葉する条件といわれています。苗場山のような深山や渓谷などはそのような条件が整っているので美しく紅葉します。
「レッドサンセット」について。スペルと原産地は?
11月中旬 受付
カナダ原産のアメリカハナノキの立性となり紅葉の特に良い個体を選抜した園芸品種で、学名はAcer rubum‘Red Sunset’です。

育て方

種子を蒔きたい。
5月下旬 受付
カエデは採り蒔きにする。種子を乾かすと発芽しにくくなるので注意。
80年程育てているカエデが急に樹勢を落とした。根切り、剪定等の大きな作業はしていない。今年になって急に状態が悪くなった。
5月下旬 受付
地下の水の流れ等が変わり、根の状態が悪くなったのかもしれない。
最も可能性が高いのは、カミキリムシによる被害と考えられるが、その場合は成虫が産みつけた卵から孵化した幼虫が木に喰い込むことで害が出る。樹勢が急に落ちた部位と健全な部位との境目に外皮の剥がれとか侵入跡とみられる穴がないか、そこから虫糞が出ていないか等について点検し、もしそのような状態が見られたら殺虫剤で処理する。
剪定は不要か。枝が枯れる原因は?
9月上旬 受付
剪定が不要ではないが枯れ込みが入り易いので注意がいる。枯れ込む原因はカミキリムシの加害によるものや枝枯病等によるものがある。
(写真持参)葉が無くなっていくが、病気か害虫か?
9月中旬 受付
虫の食害と思われる。可能性がある虫としては、ミノムシ類も候補として考えられるが、周囲をもっとよく観察して欲しい。